元気のないブログ

いろいろあって元気のないゲイのブログ

2021年10月25日(月)

昨日はちょっと遅めにグッモーニン・ボルチモ〜♪して、ニチアサ見て、Adrian Tomineの画集をパラパラして、それから衆院選期日前投票を済ませてきた。たぶんモー娘。の黄金期をリアタイしていた最後の世代だから(プラチナ期もいいよね)、「選挙の日って、いつもなぜか〜♪」って口ずさみながら投票箱にブチ込んできた。ピ〜〜ス!

 

20歳で選挙権を得て、これまで4〜5回は投票の機会があったから、さすがにもう慣れた感じする。最初の頃は緊張でガッチガチで、綺麗に字を書かなきゃ判別してもらえないんじゃないかとか、不審な動きをしていたらとっ捕まえられるんじゃないかとか、なんか政治に一家言もっていそうなおっさんに説教されるんじゃないかとか、マジで怖かった。

 

それでいうと、社会のあれこれに慣れてきたなあというか、最初は怖かったり緊張したりしていたけど意外とテキトーでいいんやなと気づくことが増えてきたような気がする。

 

例えば、秋冬などでコートやジャケットを脱ぐのが苦手な時期があった。街の通路やお店の中で脱ぐと、周りのひとにぶつかるかもしれないし、なんか変に目立つような気がするし、それから脱いだあとのアウターを膝の上に置いておけばいいのか、それともハンガーにかけていいものなのか分からなかった。だから暑くてもジッと耐えて汗だくになっていた。いや脱ぎな? ってまわりのみんなは思ってたと思う。

 

友達と遊んだりご飯食べたりしている途中でお手洗いに行けない時期もあった。なんて言い出せばいいのか、ひとりで待たせてしまっていいものか、何分以内に戻ってくれば大丈夫だろうかなどと考えて、行けなかった。恥ずかしかった。

 

あとは、電話も苦手だった。歯医者の予約をするだけなのに、延期に延期を重ねた結果、2ヶ月以上時間がかかったことがあった。あいさつは必要なのか、要件だけ伝えればいいのか、予定がなかなか空いてなかったらどうしよう、電話を切るときってどっちから切るんだっけ……と、分からないことだらけだった。いまだったらテンプレ対応で難なく電話できる(とかいって、職場では一度も電話を取ったことがないよ)。

 

いや〜〜〜〜、なんか成長した。こうやって振り返ってみると、成長したんだなって気がする。っつーか、もっとラフに暮らしてもいいんやなって気づいたってことだと思う。テキトーでも意外とみんな許してくれる。あるいは、許してくれる友達がまわりにいてくれる(ありがたい)。加えて、許してもらえなくてもまあいいやって思えるようになった部分もあるかも。今後もこの調子で少しずつ図太くなっていきたい。