元気のないブログ

いろいろあって元気のないゲイのブログ

2022年9月20日(火)

相変わらず体調がよろしくない。台風の影響というか、気圧の影響もありそうだけれど。とにかく朝が起きられない。朝が起きられないと、それだけでその日1日ぜんぶダメになってしまうような気がしてしまう。冷静に考えてみると、ただちょっと遅く起きたというだけなのに。朝がつらいなあ。

 

さて、昨日はとあるLGBTQフレンドリーな就労移行支援の事業所(ググればすぐヒットするけどちょっとぼかしてみる)のオンライン説明会に参加してみた。昨年末に開所したばかりで、出来たてホヤホヤの事業所。それもあって、正直そんなに期待していなかったのだけれど、説明を聞いてみると結構いい感じでした。

 

ほかの事業所と共通している部分はさておき、LGBTQフレンドリーを謳っているからこその特色みたいなところでいうと、例えば服装が完全に自由(他の事業所だと、私服OKでも長ズボン指定だったりした)だったり、服装やメイクの講座があるのもすてきなんじゃないかと思った。あとは、LGBTQの当事者で精神疾患発達障害などがある複合的マイノリティで企業に勤めているひとの話が聞けたりするのもいいなと思った。

 

それから何よりいいなと思ったのは、説明会の中でそれが強調されていたわけではないのだけれど、就労移行支援を利用するのって、自分と似た境遇のひとと一緒に頑張れる・励まし合えるっていう部分が重要な気がして、この事業所ではそれをより強く感じられるかもしれないなという期待ができたこと。まあ、実際のところは見学や体験をしてみないと分からないので、あくまで説明会を聞いた時点での感想なんですけれどね。

 

話は変わりますが、ぼく高校生の時に全校生徒の前でゲイだとカミングアウトをしたことがありまして、今日はそれからちょうど10年が経った記念日であります。10年という時の流れの速さに驚きます。

 

10年経ったら「あれは若気の至りでした」などと言うようになるのかなと思ってたけれど、ぜんぜんそういう風には思いません。ヘテロセクシズムが蔓延るこの社会で、非異性愛者に対する差別が横行しているなかで、あのようなアクションを行ったことをむしろ誇りに思います。もう1回やり直せるんだったら、カミングアウトをしたうえで、さらに石原慎太郎の名前が書いてあるあの賞状を、もらったその場でビリビリ破るくらいのことをしてもいいなと思うくらい。もっと派手にやっちゃえ!