元気のないブログ

いろいろあって元気のないゲイのブログ

2021年11月9日(火)

前回のあらすじ:親戚のおじさんからのウザ絡み&セクハラに耐えながら、性別役割分業のプレッシャーをなんとか打破しようと防衛線を敷くわたくし。そして、葬儀の1時間前に、故人の似顔絵を描くよう頼まれたわたくしは、奇跡の集中力を持って似顔絵をなんとか完成させたのであった——。

 

nigenige2020108.hatenadiary.jp

 

いや、もうだいぶ疲れちゃってたんです。悪いとは思いました。途中からやって来て、途中で帰っちゃって、準備も片付けもほとんど手伝えなくて申し訳ないなって。でも、葬儀と出棺が終わって、その時点でもうお別れは済ませたつもりだったんで、もうそろそろいいかなと思って。このあと親戚たちとおしゃべりする余力マジで無いなと思って。そんで、ひとり抜けて、高速バスで博多に向かいました。

 

20時から天神中央公園でZINE「MagazineF」の頒布会をやる予定だったから、それに参加しようと思って、キャリーケースを片手に夜の博多を闊歩した。疲れているはずの身体は、妙に軽かった。友人たちの顔を見ると、一気に日常へ戻れたような気がした。

 

そして、頒布会に来ていただいた方からは表紙や裏表紙のデザインや内容を褒めてもらえた。マジで嬉しい。思い出すだけでも泣けてくる。これ以上の喜びってある??? もしかして人生のピーク、ここだった???

 

そこに集まった友人たちはみんな白い服を着ていた。頒布会が終わると、ぼくもジャケットを脱いで白シャツ一枚になって、みんなでスパイラルダンスなる踊りをやった。

 

 

この動画みたいなことを、10人くらいでやった。なんか魔女がやる儀式? みたいな感じだったっけ。ちょっと忘れたけど、とにかく踊ったの。楽しかった〜〜。なんか体育の授業でダンスを選択したときの記憶がちょっと思い出された。アイーダアイダ踊ったなあ。葬式帰りで疲れてたから、最後のほうは意識飛びかけてたかも。

 

それから友人の家っつーかもうほぼ共有スペースみたいなところへ移動して、夜を過ごした。魔女に関する読書会をやったけど、マジで頭回らなかった。議論についていくのに精一杯。

 

終電が近づくと、段々とひとが帰っていって、ぼくはしばらく眠って、夜中、ふと目を覚ましたら友人たちが楽しそうに話をしていた。寝たフリをしてこっそり話を聞いていたら「おさむさんは寿命が短そう」とか言われてて、プッと噴き出してしまった(起きてるのバレた)。ちくしょ〜、長生きしてやるから見ててくれよな!

 

夜が明けて、みんなが寝ている中をこっそり抜け出し、博多駅まで移動して、マクドナルドでエッグマフィンを食べながらブログを書いた。ちょうど1週間前にもここにいたなあ。なんとかこの2〜3週間を乗り越えたなあ。頑張ったなあ、わたくし。東京に帰ったら、1日何もしないボーッとするだけの日をつくろう。たくさんご飯食べて、たくさん寝よう。おつかれ、わたくし。