元気のないブログ

いろいろあって元気のないゲイのブログ

2021年12月28日(火)

ブログを書くようになって、だいたい2年くらいが経った。当初は「コンテンツを作ろう!」と意気込んで、毎回テーマやトピックを決めてからキーボードを叩いていたけれど、いまはとりあえずノートPCを立ち上げて、コーヒーを飲んだり化粧水を顔に塗りながらぼーっと考えて、思いついたことを書いていくだけ。たまに「どうしてもこれについて書きたい!」と思うことはあるが、たいていは「うーん、書くことないなあ。あ、アレについて書いてみたらおもしろいかな?」とぼんやり思い浮かぶものを、よいしょよいしょと文章にしている。

 

だいぶお気軽ブログになったが、この形式になってからもう5ヶ月くらいが経ったのだと思うと、それなりに労力や時間をかけたり工夫してきたりしたことが思い出されて、頑張ったなあと自分を労いたくなる。せっかくの年末だし、1年を振り返って自分を労いまくるのも悪くない。悪くないってか、楽しいわ。もっと労いたい! この1年、なんとか生き延びることができたひとも、生き延びることができなかったひとも、みんなでジャスミンティーでも飲みながらワイワイ労い合いたい!

 

ブログを書くのも楽しいし、ひとのブログを読むのも楽しい。なので、読者登録させていただいてるブログや、Twitterでフォローさせていただいているひとのブログは、たいてい読むようにしている。みんなどうやってブログの内容を決めているのか、どうやって文章を組み立てているのか、めちゃくちゃ気になる。ブログに限らずさ、みんなどうやって文章とか書いてますか? 教えてほしい〜〜。

 

こないだ読んだエッセイ、荻上チキ・ヨシタケシンスケ著『みらいめがね2——苦手科目は「人生」です』は、個人的なことや日常的なことがたくさん書かれているんだけど、そのなかに問題提起やアイデアがたくさん詰まっていて、とても面白かった。こんな文章が書けるようになれたらいいなと思った。ひとが書いた文章を読んだり、ひとが喋っているのを聞いたりすると、ついそれを真似したくなるときがある。真似したいというか、伝染するというか。

 

一方で、このひとの書き方や喋り方は好きだけれど、自分には自分のスタイルがあるからなあ、と妥協する(諦める)ことも増えてきた気がする。ひとにはひとのやり方が、自分には自分のやり方があるのだ、と。いやいや上昇志向が大切だよ、とか言いたくなったひとは、黙ってブラウザバックして、履歴からも削除しておいてね。よろしこ!