元気のないブログ

いろいろあって元気のないゲイのブログ

2023年1月19日(木)

意欲がごっそり削げ落ちている。何もやる気が起きない。ずーっと読むのが楽しみだった本が傍らに置いてあるけれど、表紙を開くのすら億劫。悲しい。マンガも最近頑張って描いていたのだけれど、これも描く気がぜんぜん起きない。悲しい。「継続は力なり」なんて言うけれど、ぼくはこの言葉をわりと信じていたのだけれど、気分の波のせいで継続することがとっても難しい。ああ嫌だ、嫌だ。

 

とりあえず抗うつ薬を飲んでみた。意欲が上がる薬ですよ、と説明を受けたっけ。「薬に意欲をコントロールされるって、変なの」と思ったし、いまも思っているけれど、このクソ社会でそれなりの生産性を維持するには、こうでもするしかない。

 

杉田水脈の「LGBTは生産性がない」論文の寄稿や、相模原障害者施設殺傷事件あたりを契機に、すっかり悪の代名詞となった感のある「生産性」という言葉だが、じゃあすっかり生産性を手放して生活できるかと問われれば難しい。社会がもっと変わる必要がある。社会がもっと変わって、うつ病持ちでも無理して働かずに暮らせるようになれば、逆説的にうつ病の症状も和らぐんじゃないかという気もしてくる。

 

投薬治療や認知行動療法など、うつ病の症状を和らげたり寛解に向かわせたりする治療はいくつもあるけれど、「社会のあり方がいかに影響を与えているのか」という点にももっと注目してほしい*1。「社会が変われば、うつ病は治る!」とかってスローガンを掲げて活動してみようかしら。なんかちょっと坂口恭平っぽくなっちゃうかな。坂口恭平Twitterでの発言は問題のあるものが散見されるけれど、著書は好きでいくつか持っている。

 

はあ。疲れた。寝起きからこんな文章を書くべきじゃなかった。めっちゃ疲れた。とりあえずタンブラーにたっぷり入っているコーヒーを一口飲む。熱い。熱いけど美味しい。麦茶も好きで、傍らにピッチャーがあるのだが、書き物をするときはなぜかコーヒーを飲みたくなってしまう。物書きの真似をして悦に浸りたいのかもしれない。ちょっと気味が悪いけれど、意欲が無くなって困ってるんだし、自室でひとり悦に浸ってるだけだから、許してください。

 

さて、今日はこれから何をしようか。まずは、ゆっくり休みたい。布団でゴロゴロしよう。今日は晴れ間もあるみたいだし、ちょっと散歩してみるのもいいな。身体を動かしていると、意欲が湧いてくることがある。でもなんか、日中外を歩くのは、人目が気になるんだよなあ。しんどいなあ。やっぱり布団でゴロゴロしてようかなあ。

*1:この問題についてちょっとググってみたら、「うつ病による社会的損失はどれくらいか」みたいな論文が出てきてゲッソリした。