元気のないブログ

いろいろあって元気のないゲイのブログ

2023年4月14日(金)

最近なんか風が強い日が多くないですか? 洗濯物とかどうしてますか? せっかく暖かくなってきたから外で読書とかしたいのに、ページが風でパラパラパラっと捲れてムカついたりとかしてないですか? たまには外出もしたほうがいいんだろうけれど、やっぱり室内が最高だなって思います。根っからの引きこもりなんだなと思います。

 

最近は身体が動くようになってきて、図書館まで行って本を借りたり、友達と会ってお茶したり、部屋の掃除をしたりしています。身体を動かしたから元気になったのか、元気になってきたから身体を動かせるのか、よく分かりませんが、とにかく活動量が増えてきて嬉しい。1週間後には東京レインボープライドが控えていますし、このまま元気になっていくといいな。

 

東京レインボープライドといえば、「陰気なクィアパーティ」というイベントをやります。陰気な友達3人と、代々木公園でピクニックをしたりタロット占いをしたりZINEを読んだりする感じのイベントです。元気がなくても参加できる、お金がなくても参加できるイベントという感じの立ち位置でやりたいと思っています。

 

それから、いまつくっているZINE「ハッピープライドとか言ってられないクィアのためのZINE」も入稿が終わりまして、当日までに完成すれば、パーティ会場で頒布しようと思います(カンパ制)。すごく良いZINEになったと思うので、たくさんのひとに手にとっていただきたいです。詳細はまたTwitterで告知しようと思います。

 

そういえば先日、就労移行支援の退所の手続きをしてきました。事業所まで行って、簡単な手続きをして、「お世話になりました」と言って帰りました。職員の方々みんなで賑やかにお見送りしていただきました。なんか新しい船出? みたいな感覚でしたが、普通にニートになっただけなので、これからどうしたものかと思いました。

 

今後のことについては、正直、何も考えていないです。障害者雇用や就労移行支援がどうしても身体に合わないと感じたので辞めた、というだけで、何か展望があっての決断ではありません。学校も会社も就労移行支援も、身体に合わないものばかり。みんな何かしら我慢しながらやり過ごしているんだろうけれど、ぼくにはそれができません(身体症状が出てしまう)。困ったな〜〜〜。

 

とりあえずこんな感じです。また近いうちにブログ書きたいです。

2023年3月31日(金)

相変わらず体調がよろしくなくて、1日のうちの稼働時間が3〜4時間くらい。動けるときに、急いでご飯を食べたり、お風呂に入ったり、ほかにやるべきこと(ZINEの製作とか)をやったりしています。洗濯物の山は一度片付けたけれど、また溜まりはじめています。ペットボトルやカンのゴミは増え続けており、いよいよヤバいので、このブログを書いたあとに捨ててこようと思いま〜す。

 

ホントに身体が動かなくて困っているんですが、今日はなんとか重い身体を動かして、図書館まで行ってきました。うつ病関連の本や、障害者運動についての本をいくつか借りてきました。それから近所のマクドナルドでコーヒーを飲みました。日光を浴びていると、なんか気力が湧いてきました。ぼくが住んでいる部屋は、まわりに住宅が密集していて、ぜんぜん日光が入ってきません。だから、なんとかして外出する習慣を作らないと、不調から抜け出すのが難しいです。

 

マクドナルドから帰って、それから就労移行支援の職員さんと電話をしました。就労移行支援をやめる(退所する)旨を伝えました。前日にも電話をしたのですが、その際、「退所じゃなくて、受給者証を一時停止することもできますよ」と教えてもらって、ひとりでゆっくり考える時間を設けさせてもらったのでした。話が逸れますが、ひとりで考えていたら気持ちが落ち込んできて、とうとう坂口恭平がやっている「いのっちの電話」に電話をしました。「つまらないことはやらないほうがいいよ。1秒たりともやらないで」とかなんとか言われました。まっとうなことを言っているなあと思いました。

 

「受給者証を一時停止して、また就労に向けて頑張ろうという気持ちになったら就労移行支援を再開する」という手段もあるとのことでしたが、結局、その手段を選ぶことはしませんでした。少なくともいまの制度下では、また就労に向けて頑張ろうという気持ちになることはないだろうと思ったからです。

 

就労移行支援の職員さんから「この約5ヶ月間、どうでしたか?」と聞かれました。職員さんたちの話を聞いたり、話をしたりするのは良い刺激になったと伝えました。障害者雇用のことや、いろんな企業があることについて知れたのもよかった。けれど、制度の実態を知れば知るほど、いまの制度下ではぼくは働けないという確信も深まっていきました。そこの事業所や職員さんに問題が何もなかったというと嘘になりますが、障害者雇用や就労移行支援という制度それ自体を変えないとどうにもならないように思っているので、そっちの問題意識をしっかり押し出していきたいです。

 

これからどうするか、考えないといけないことはいろいろありますが、しばらくはゆっくり休もうと思っています。

2023年3月21日(火)

最近ホントに体調が悪い。身体が動かなくて寝てばっかりだし、布団の横には洗濯物の山ができているし、ペットボトルやカンのゴミも溜まってる。こんなことめったにないです。緊急事態です。昨日なんか映画「シン・仮面ライダー」を観に行く予定で、座席を予約してお金も支払っていたのに、身体が動かなくて外出できませんでした。うわーん、つらい。

 

就労移行支援を利用しはじめて約4ヶ月。運動をすればみんなと同じように体力をつけられる、認知行動療法的なことをすれば体調のコントロールができるようになる、と思い込んでいました。でも、どうやら違う気がしてきた。もちろん定期的な運動をすることで多少の体力はつくだろうけれど、それでも最低でも月1くらいで体調が悪くなるし、体調が悪くなれば1日何もできなくなるし、身体が動かなくて寝たきりの状態が数日続くこともある。

 

体調のコントロールなんて無理よ。何の前触れもなく急に身体が動かなくなるんだもん。規則性なんてないよ。就労移行支援の職員さんから「どうして体調が悪くなったと思いますか?」と聞かれるたびに、なんとか原因や規則性を見出して「こういうことかもしれないです」って話していたけれど、めちゃくちゃ無理してたと思う。はあ、疲れた。もう放っといてください。ぼくのことは諦めてください。

 

はあ。こんなんじゃ一般枠はおろか、障害者枠でも就労は難しいかもしれない。てかさ、障害者枠なんだから、ありのままの障害者を受け入れろよ。なんで健常者に近い障害者を選別して採用してんのよ。おかしいだろ。マジでウケる。

 

動かない身体をなんとか動かして体力つけて、コントロールできない体調を無理やりコントロールして、コントロールしたつもりになって。その時点でかなり無理してるのに、そっからさらに合理的配慮を求めながら就活して、就職して、非正規で最低賃金ギリギリの給料もらって、そんで収入的に一人暮らしできるかどうか分からない微妙なラインですねって、もうなんか何もかもクソ。クソクソクソ。

 

来週は月次面談があります。ここらへんの不満を全部ぶちまけられたらいいな。

 

追記:

今朝、この文章を書いて、途中で体力が尽きてバタンキュー。半日ほぼ寝て過ごしました。身体がマジで動かないです。頭もクラクラしてきました。こんなんで働けるのだろうか? つらいつら〜い。

2023年2月21日(火)

いよいよ2023年が始まったな、と思っていたら、1月が秒で終わって。そんで「あれ?もしかしてもう2月?早いね?」などと思っていたら、その2月さえもあと7日間しかないそうで。さすがに時間の流れる速さがエグすぎてヤバい。動画を1.5倍速で見るみたいなやつが流行ってるそうですが、時の流れも1.5倍速になってない? タイパ意識しすぎてない???

 

そんなこんなで2月下旬です。今月何してたっけー? と考えてみましたが、マンガを描いたことともうひとつのブログ(にげにげ日記)で記事を2本くらい書いたことしかパッと思い出せません。記憶〜〜。あ、あと就労移行支援はしっかり利用させてもらっています。映画もいくつか見ました(「そばかす」と「RRR」。どっちも面白かった!)

 

さて、あんまりコスパとかタイパとか意識して生きたくないなあと思うこの頃ですが、最近どうしても気になることがありまして、それがスマホの利用時間。スクリーンタイムってやつを確認すると、1日に10時間近くスマホを見ているらしいのです。TwitterYoutubeSafariあたりをめっちゃめちゃ見てる。

 

1日に10時間近くスマホを見てるってことは、起きている間、ほぼずっと見ていることになります。睡眠時間、食事の時間、お風呂の時間、家事の時間、就労移行支援の訓練の時間などを除いたら、残りの時間ほぼずっとスマホ見ているってこと!

 

さすがにヤバいなと思って、何か対処しようと思いました。以前にもスマホ依存をどうにかしようと思って、とりあえずTwitterアプリを削除したことがあったのですが、すぐにブラウザからTwitterにログインしてタイムラインを眺めるようになってしまったので、もっと根本的な対処法を考えないといけません。

 

それでまず考えたのが、ガラケーに機種変更する案です。ガラケーだったらTwitterYoutubeなどは見られないだろうし、仮に見られたとしても操作感が悪そうだから、「1日中見てしまう」という状況は避けられそうです。問題は、スケジュール帳や家計簿のアプリ、あとおサイフケータイの機能が使えなくなってしまうことおサイフケータイが使えるガラケーもあるみたいですが)。ちょっと不便すぎるなと思ったので、ガラケーに機種変更する案はひとまず保留にしました。

 

そんで結局、いまのスマホからSNSをはじめアプリを大量に削除してみる、というところに落ち着きました。スマホの機能を、①連絡、②スケジュール管理、③家計簿のざっくり3つに絞ってしまうという対処法です。もちろんブラウザもホーム画面から削除。画面がスッキリしました。これならダラダラとスマホを見ちゃうこともなさそうです。

 

これでしばらく運用してみます。ダメそうだったら、ガラケーに機種変更するかもしれません。

 

また近々、経過報告します。

2023年1月28日(土)

あの、すいません。最強寒波ってやつ、もう去りました? まだぜんっぜん寒いんですけれど。毎晩、気分がずっしり重たくなって、逃げるように薬を飲んで寝ているんですけれど。たしかに日中はちょっと暖かくなった気がしますが、朝晩とか空気が冷え切っていて、身体動かなくないですか?

 

こんな状況で、電気代もバカみたいに上がって、物価も嘘みたいにどんどん上がって、「もう暮らしていくの無理じゃね」とか思っちゃいます。コンビニのツナマヨおにぎりを買うことすら躊躇われるなんて。こんな日が来るなんて思わなかったよ。クソ政府とそれを(消極的にでも)支持している人間たち、ホントもう、この……、覚えてろよ!!!!

 

さて、字数が余ったので近況報告でもいたしますね。最近は、いま制作中のマンガにも描いているんですけれど、障害者手帳をせっかく取得したのにぜんぜん活用できてないなーと思って、どうにかこうにか活用する方法を模索しております。障害者の社会参加を支援するための制度らしいので、これはもう、活用するしかない。社会参加するっきゃない!

 

映画の鑑賞料金の割引はありがたいけれど、映画館ではパニック発作が出やすいのであんまり行きたくないのよね。だから、美術館や博物館へ行くことにしました。常設展が無料で見れるのは知ってたけれど、企画展や特別展も無料で見れるのね。知らなかった。マジでもっと早く知りたかった。

 

そんなこんなで、いくつか企画展や特別展を見て回ってきたので、備忘録的に感想とともに記しておきます。

 

heibayou2022-23.jp

 

友達と一緒に、上野の噴水広場あたりでウクレレを弾いていたら、友達が「兵馬俑、見たい」と言い出して。「へいば……? え、なに? もう一回言って?」つって、ポスターを見たら「兵馬俑と古代中国〜秦漢文明の遺産〜」と書いてありました。

 

ああ、なんか歴史の教科書で見たことあるような……? よくわかんないけど、行ってみる……? ってノリで行ってきました。兵馬俑。手のひらサイズのものから自分より大きなサイズのものまでたくさんあって、興味深かったです。プロジェクションマッピング兵馬俑を現代風に着彩してみた、みたいな展示もあって面白かった。

 

www.dokuten.jp

 

彼氏が理系で、ぼくは文系……っていうか、美術系? とにかく科学のことがさっぱり分からないのですが、彼氏は国立科学博物館によく行きたがります。「いま、毒展やってるよ」と言われても、「どくタイプにはエスパータイプとじめんタイプの技が効くよね」みたいな、展示とはまったく関係のないポケモンの知識しか思い浮かばないってレベル。

 

でもまあ、障害者手帳を使えば無料で見れるし、たまには遠出してみるのもいいかなと思って、行ってきました。経済的な負担をあまり考えずに、気軽にお出かけできるからめっちゃ助かってます。障害者割引、ありがとう。それで、いざ入場したら、めちゃくちゃひとが多くてびっくり。それから、キャプションを見ても専門用語ばっかりで何が書いてあるかわからない。ハチとかヘビの模型や、カエルのイラストが可愛かったことくらいしか覚えていません……。

 

www.mot-art-museum.jp

 

事前に何も調べずに、友達と「とりあえず東京都現代美術館行こうぜ」つって、現地集合。いざ入場! 「なんかオシャレなひと多くない?」とか話しながら鑑賞を進めていったら、だんだん分かってきた……。たぶんこれ、なんかのブランドについての展示だよね……。ディオールって、ブランド名……?

 

ドレスやバッグが大量に展示してあって、その展示の仕方を見ても、めちゃくちゃお金がかかっているのが分かります。ブランドの威信がかかっている展示だな、と思いました。実際、めちゃめちゃ圧倒されました。友達と「アカデミー賞にノミネートされたら、どのドレス着ていくー?」とかおしゃべりしながら見ました。

 

ディオール展の展示。さまざまなデザインのきらびやかなドレスが並んでいる。

 

www.mot-art-museum.jp

 

ディオールの展示を見たあとに、こちらの展示も見ました。映像メインの展示で、奴隷制度やジェンダーの問題などについて話しているような映像が流れていて、みんな座ってじっくり鑑賞していたのですが、疲れていたのか、なんかいまいち映像を見る気になれずに、ササーッと過ぎ去ってしまいました。もうちょっと体力があったら見れたかも。ごめんなさい。

 

本の展示もあって、ショーン・フェイ著、高井ゆとり訳の『トランスジェンダー問題』とか、清水晶子著『フェミニズムってなんですか?』などが並べられていました。

 

www.mot-art-museum.jp

 

東京都現代美術館のコレクションが、時代ごとに展示されていました。福岡に住んでいるときによく見た、九州派の菊畑茂久馬の作品をひさびさに見れて、懐かしかったです。

 

展示を見たあと、友人と中華料理屋で刀削麺を食べました。展示を3つも立て続けに見たので、あまりの情報量に頭がパンクしてしまって、うまく感想を話せず。代わりに、ちり紙に展示の感想を書いてシェアしました。

 

ちり紙に描いたイラスト。展覧会で見た巨大な立体作品を見て、「広い場所に住みたいなあ」と思ったことを表現してみた。

 

振り返ってみた感想としては、もうちょっと真面目に展示のテーマと向き合うべきだったかなあと反省しました。知識がなくてもそれなりに楽しめるのが展覧会のいいところだと思うのですが、事前にリサーチしておくと楽しみ方も変わってくるし、最低限、「どんなことが主題の展示だったのか」くらいは説明できるようになっておきたいと思いました。もうちょいちゃんと展示を見よう。

 

これからも障害者割引を活用して、展覧会を見て回りたいと思います!社会参加するっきゃない!

2023年1月21日(土)

はあ、はあ、復活した。ようやく普段のテンションに戻れました。今週はまさにジェットコースターのようで、テンションが上がったり下がったりして非常に疲れました。こんなに短期間で気分の波が乱高下したのは初めてかも? もうめちゃくちゃしんどかったです。

 

まず週の初めには、就労移行支援の大きな面談がありまして、普段はオンラインでプログラムに参加しているのですが、その日は事業所がある都心へ出かけました。その疲れが出たのか、数日後にテンションがどどーっと下がって、意欲ゼロ。本を読むのもマンガを描くのももうどうだっていいやーと、本気で思いました。

 

その日のブログはこちら。

 

nigenige2020108.hatenadiary.jp

 

このブログを公開したあと、2〜3時間くらい寝たのですが、起きてもまだ気分はズタボロ。「どうにかしないとマズいぞ」と思って、なんとか服を着替えてお散歩へ。歩いて10分くらいのところにあるマックへ行きました。

 

身体を動かして、外気に当たって、日光を浴びていると、なんだかちょっとずつ気分が上がってくるような……? そんな感じがして、実際、マックに着く頃にはそこそこ回復してきていました。プレミアムローストコーヒーを飲みながら読書もできました。いぇーい!

 

しかし、大変なのはその後だったのです……。

 

 

(ブログ用に作った画像なのですが、その記事はボツになったので、ここでその画像を供養させてください。どういう内容の記事だったかは、画像から察してください)

 

さて、マックから帰って、就労移行支援の訓練を受けました。そこで、デザインの訓練をやってみないかと提案を受けました。ぜひやってみたいと返事をしました。この時、すでにテンションが急激に上がり始めていました。デザインの訓練がそんなに嬉しかったのでしょうか……。

 

訓練が終わって、早速、デザインの作業をし始めました。訓練の時間外なのに……。

 

そのまま夕飯も食べずに作業を続け、夜中になり、そして朝になりました。目はギラギラ、脳はギンギン。テンションの高なりが最高潮に達していました。この時点で課題のデザインはとりあえず完成し、さらに、課題に設定されていないデザインの作業にまで(勝手に)着手していました。ヤバすぎ。

 

そして訓練の時間になったのですが……、なんとここで寝落ち。1時間ほど寝坊してしまいました。急いで訓練に参加し、デザインを見てもらいました。頑張りと成果は評価してもらったのですが、いくつか問題があり、指摘をいただきました。どれも納得のできる指摘だったのですが、ここで上がりきっていたテンションが一気に落ち始め、そのまま鬱っぽくなりました。

 

もうデザインなんてどうでもいい。もう何もしたくない。生きていても何もいいことなんてないじゃないか。何も手につかなかったので、とりあえず布団に転がり込んで、半日くらい眠り続けて、起きてご飯を食べて、また半日くらい寝ました。そしてようやく回復というわけです。いやー、長かった。しんどかった。大変だった。

 

テンションが通常モードに戻って、改めて考えると、デザインについては指摘を受けてまた考え直せばいいだけです。今後に活かしていけばいいのです。また来週、訓練の時間にアイデア出しをしてみようと思っています。

 

だけれど、当時はそんな風には考えられませんでした。奈落の底まで落ちる勢いでテンションが下がっていきました。鬱って大変だなあと改めて認識し直しましたとさ。おしまい。

2023年1月19日(木)

意欲がごっそり削げ落ちている。何もやる気が起きない。ずーっと読むのが楽しみだった本が傍らに置いてあるけれど、表紙を開くのすら億劫。悲しい。マンガも最近頑張って描いていたのだけれど、これも描く気がぜんぜん起きない。悲しい。「継続は力なり」なんて言うけれど、ぼくはこの言葉をわりと信じていたのだけれど、気分の波のせいで継続することがとっても難しい。ああ嫌だ、嫌だ。

 

とりあえず抗うつ薬を飲んでみた。意欲が上がる薬ですよ、と説明を受けたっけ。「薬に意欲をコントロールされるって、変なの」と思ったし、いまも思っているけれど、このクソ社会でそれなりの生産性を維持するには、こうでもするしかない。

 

杉田水脈の「LGBTは生産性がない」論文の寄稿や、相模原障害者施設殺傷事件あたりを契機に、すっかり悪の代名詞となった感のある「生産性」という言葉だが、じゃあすっかり生産性を手放して生活できるかと問われれば難しい。社会がもっと変わる必要がある。社会がもっと変わって、うつ病持ちでも無理して働かずに暮らせるようになれば、逆説的にうつ病の症状も和らぐんじゃないかという気もしてくる。

 

投薬治療や認知行動療法など、うつ病の症状を和らげたり寛解に向かわせたりする治療はいくつもあるけれど、「社会のあり方がいかに影響を与えているのか」という点にももっと注目してほしい*1。「社会が変われば、うつ病は治る!」とかってスローガンを掲げて活動してみようかしら。なんかちょっと坂口恭平っぽくなっちゃうかな。坂口恭平Twitterでの発言は問題のあるものが散見されるけれど、著書は好きでいくつか持っている。

 

はあ。疲れた。寝起きからこんな文章を書くべきじゃなかった。めっちゃ疲れた。とりあえずタンブラーにたっぷり入っているコーヒーを一口飲む。熱い。熱いけど美味しい。麦茶も好きで、傍らにピッチャーがあるのだが、書き物をするときはなぜかコーヒーを飲みたくなってしまう。物書きの真似をして悦に浸りたいのかもしれない。ちょっと気味が悪いけれど、意欲が無くなって困ってるんだし、自室でひとり悦に浸ってるだけだから、許してください。

 

さて、今日はこれから何をしようか。まずは、ゆっくり休みたい。布団でゴロゴロしよう。今日は晴れ間もあるみたいだし、ちょっと散歩してみるのもいいな。身体を動かしていると、意欲が湧いてくることがある。でもなんか、日中外を歩くのは、人目が気になるんだよなあ。しんどいなあ。やっぱり布団でゴロゴロしてようかなあ。

*1:この問題についてちょっとググってみたら、「うつ病による社会的損失はどれくらいか」みたいな論文が出てきてゲッソリした。