元気のないブログ

いろいろあって元気のないゲイのブログ

2023年1月28日(土)

あの、すいません。最強寒波ってやつ、もう去りました? まだぜんっぜん寒いんですけれど。毎晩、気分がずっしり重たくなって、逃げるように薬を飲んで寝ているんですけれど。たしかに日中はちょっと暖かくなった気がしますが、朝晩とか空気が冷え切っていて、身体動かなくないですか?

 

こんな状況で、電気代もバカみたいに上がって、物価も嘘みたいにどんどん上がって、「もう暮らしていくの無理じゃね」とか思っちゃいます。コンビニのツナマヨおにぎりを買うことすら躊躇われるなんて。こんな日が来るなんて思わなかったよ。クソ政府とそれを(消極的にでも)支持している人間たち、ホントもう、この……、覚えてろよ!!!!

 

さて、字数が余ったので近況報告でもいたしますね。最近は、いま制作中のマンガにも描いているんですけれど、障害者手帳をせっかく取得したのにぜんぜん活用できてないなーと思って、どうにかこうにか活用する方法を模索しております。障害者の社会参加を支援するための制度らしいので、これはもう、活用するしかない。社会参加するっきゃない!

 

映画の鑑賞料金の割引はありがたいけれど、映画館ではパニック発作が出やすいのであんまり行きたくないのよね。だから、美術館や博物館へ行くことにしました。常設展が無料で見れるのは知ってたけれど、企画展や特別展も無料で見れるのね。知らなかった。マジでもっと早く知りたかった。

 

そんなこんなで、いくつか企画展や特別展を見て回ってきたので、備忘録的に感想とともに記しておきます。

 

heibayou2022-23.jp

 

友達と一緒に、上野の噴水広場あたりでウクレレを弾いていたら、友達が「兵馬俑、見たい」と言い出して。「へいば……? え、なに? もう一回言って?」つって、ポスターを見たら「兵馬俑と古代中国〜秦漢文明の遺産〜」と書いてありました。

 

ああ、なんか歴史の教科書で見たことあるような……? よくわかんないけど、行ってみる……? ってノリで行ってきました。兵馬俑。手のひらサイズのものから自分より大きなサイズのものまでたくさんあって、興味深かったです。プロジェクションマッピング兵馬俑を現代風に着彩してみた、みたいな展示もあって面白かった。

 

www.dokuten.jp

 

彼氏が理系で、ぼくは文系……っていうか、美術系? とにかく科学のことがさっぱり分からないのですが、彼氏は国立科学博物館によく行きたがります。「いま、毒展やってるよ」と言われても、「どくタイプにはエスパータイプとじめんタイプの技が効くよね」みたいな、展示とはまったく関係のないポケモンの知識しか思い浮かばないってレベル。

 

でもまあ、障害者手帳を使えば無料で見れるし、たまには遠出してみるのもいいかなと思って、行ってきました。経済的な負担をあまり考えずに、気軽にお出かけできるからめっちゃ助かってます。障害者割引、ありがとう。それで、いざ入場したら、めちゃくちゃひとが多くてびっくり。それから、キャプションを見ても専門用語ばっかりで何が書いてあるかわからない。ハチとかヘビの模型や、カエルのイラストが可愛かったことくらいしか覚えていません……。

 

www.mot-art-museum.jp

 

事前に何も調べずに、友達と「とりあえず東京都現代美術館行こうぜ」つって、現地集合。いざ入場! 「なんかオシャレなひと多くない?」とか話しながら鑑賞を進めていったら、だんだん分かってきた……。たぶんこれ、なんかのブランドについての展示だよね……。ディオールって、ブランド名……?

 

ドレスやバッグが大量に展示してあって、その展示の仕方を見ても、めちゃくちゃお金がかかっているのが分かります。ブランドの威信がかかっている展示だな、と思いました。実際、めちゃめちゃ圧倒されました。友達と「アカデミー賞にノミネートされたら、どのドレス着ていくー?」とかおしゃべりしながら見ました。

 

ディオール展の展示。さまざまなデザインのきらびやかなドレスが並んでいる。

 

www.mot-art-museum.jp

 

ディオールの展示を見たあとに、こちらの展示も見ました。映像メインの展示で、奴隷制度やジェンダーの問題などについて話しているような映像が流れていて、みんな座ってじっくり鑑賞していたのですが、疲れていたのか、なんかいまいち映像を見る気になれずに、ササーッと過ぎ去ってしまいました。もうちょっと体力があったら見れたかも。ごめんなさい。

 

本の展示もあって、ショーン・フェイ著、高井ゆとり訳の『トランスジェンダー問題』とか、清水晶子著『フェミニズムってなんですか?』などが並べられていました。

 

www.mot-art-museum.jp

 

東京都現代美術館のコレクションが、時代ごとに展示されていました。福岡に住んでいるときによく見た、九州派の菊畑茂久馬の作品をひさびさに見れて、懐かしかったです。

 

展示を見たあと、友人と中華料理屋で刀削麺を食べました。展示を3つも立て続けに見たので、あまりの情報量に頭がパンクしてしまって、うまく感想を話せず。代わりに、ちり紙に展示の感想を書いてシェアしました。

 

ちり紙に描いたイラスト。展覧会で見た巨大な立体作品を見て、「広い場所に住みたいなあ」と思ったことを表現してみた。

 

振り返ってみた感想としては、もうちょっと真面目に展示のテーマと向き合うべきだったかなあと反省しました。知識がなくてもそれなりに楽しめるのが展覧会のいいところだと思うのですが、事前にリサーチしておくと楽しみ方も変わってくるし、最低限、「どんなことが主題の展示だったのか」くらいは説明できるようになっておきたいと思いました。もうちょいちゃんと展示を見よう。

 

これからも障害者割引を活用して、展覧会を見て回りたいと思います!社会参加するっきゃない!