2022年3月14日(月)
1ヶ月以上ぶりにブログ書くみたい。お久しぶりです。
皆さんご体調はどうですか? 少し暖かくなってきて過ごしやすくなったかと思いきや、花粉も飛んできてつらいですね。ご自愛くださいね。ちなみにぼくはわりと元気にやっています。無気力ちょっと入ってるけど、まあ元気!本も読める!
すっかり遅くなってしまいましたが、いくつかお知らせがあります。
まず、WEBメディア「ゴクツブシドットコム」を始めました。生産性が求められるこの社会に反抗したりしなかったりするような記事を出していきたいです。ぜひ一度見てみてください。
それから、昨年末からTwitterのほうで四コママンガを描いてアップしていたんですが、それがある程度の数集まったので、まとめてKindleで出版してみました。友人たちにコラムや座談会を寄稿してもらい、かなり充実した1冊になったかと思います。ぜひ読んでみてください!
さて、お知らせをしていたらそれなりの文量になってしまいましたが、もうちょっとだけ書かせて。読むの疲れたかもしらんけど、もうちょっとだけ!
ジモティでメンバーを集めて読書会をやっています。メンバーはいまのところ3人。以前、ゲイの読書サークルに入っていたことはあったけれど、「セクシュアリティに限定なく読書会をやってみたらどうなるんだろう〜」と気になって、試しにやってみている。初回は、ブレイディみかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読みました。
そしたらさ、あるメンバーが、この本が「ポリコレだから売れてるんですかね」っつったの。え? と思って。そんで「ポリコレ嫌いなんですよね」って言うから、理由を聞いてみたら、「昨年末の紅白歌合戦で、マツケンサンバに障害者とかが出てきて『ポリコレサンバ』とか言われていて、自分の好きなディズニーもポリコレのせいで被害受けてるし」みたいなことを言ってた。
ツッコミどころ多すぎてもう考えるのやめたくなるけれど、ひとつだけ反論しておくと、この本をポリコレってだけ感想言って終わりにするのって、どうなの? イギリスで、多様なバックグラウンドを持ったひとたちのなかで暮らしているティーネイジャーが、日常的に体験していることを親目線で書いたらこういうかたちになっているのであって、なんかそれをポリコレって一言で片付けるのってすっごい雑だし、そもそもポリコレって言っておけばなんか言った気になれる風潮もおかしいと思う。この点についてはもっと掘り下げて考えるべきかと思うけれど、ちょっと長くなりそうなんで今回はやめておく。
あとディズニーについては、最近、こういうニュースも出てますよね。
そんで、そのほかにも、この本の中で、筆者たちが日本に帰省しているときに起きた差別的な事象が描かれていたりするんだけれど、それについても「日本下げですよね」「日本の印象を悪くしようとしている」とか言い出すの。やっべーと思って、もうひとりのメンバーに相談してみている。反ポリコレ、排外主義、あとこないだは反フェミニズム的な発言もしていたので、いよいよヤバい。反差別のルールをしっかり共有する必要性を噛み締めております。
場づくりってなかなか難しいなあ。